怪奇現象
夜、男が帰宅すると、今朝確かに掛けて出たはずの玄関の鍵が開いている……。
しかし男は焦らない。
不敵な笑みさえ湛え、静かに扉を開けると、長年慣れ親しんだ暗闇が広がった。
見えはしない、が、男はそこに招かれざる客の存在を感じ取ると、言い放った――
「お目当てのものなら、ここにはもう無いぜ?」
■
昨日、↑に似ているようで全然似てなくて、しかも全然かっこよくない現象が起きた。
朝、俺が起きると、昨日も確かに用を足したはずのトイレの鍵が、掛かってるんだ。
俺は二、三秒固まったのち焦りまくった。
引きつった笑みさえ湛え、荒くドアを開け放とうとするが、長年慣れ親しんだ白い便器との対面はかなわない。
見えはしない、が、そこに招かれざる客の存在を感じ取った気がする程動揺した俺は、言い放った――
「お目当てのものは、俺のうんこか何かですか……?」
いや最後の行は嘘だけどあとは本当。
一人暮らしをしているアパートの、
内側からしかかけられないはずのトイレの鍵が、
中に誰も入っていないはずのトイレの鍵が、
かかってたんだよ!
鍵というものに割りと無頓着な俺は玄関の鍵を開けたまま寝ちゃうとかザラにあるんだけど、その日も玄関の鍵は開けっ放しだった。
つまり、実際誰かが忍びこんで現在進行形で排便行為に勤しんでる可能性も、なきにしもなかった。
眠気が吹き飛んだ俺は槍よろしくクイックルワイパーを左手にかまえ、冷静に考えてみた。


これは事態が解決したあとに撮影した、トイレの鍵の写真である。
上は内側、下は外側。
外側は鍵の開閉状態を色で示すのみだ。
その時、確かに鍵は赤色で、掛かっていた。
でも、まあ、実際外側からの開閉もできるようになっている。
硬貨を持ってきても良かったが、「-」部分にドライバーよろしく爪をあてがってちょっと頑張ってみると、
開いた。
そして中に、招かれざる変態は、いなかった。
解☆決
いやしてない。確かに、頑張れば外側からでも鍵の開閉ができる。
が、待て。
俺は昨晩こんな面倒な事をしてトイレの鍵をかけてから床に就いた記憶なんて、ないのだ。
じゃあいったい、なんで鍵が掛かっていたのだろう? 偶然?
・・・。
今日、帰宅後、俺は玄関の鍵をしっかり施錠した。
しかし男は焦らない。
不敵な笑みさえ湛え、静かに扉を開けると、長年慣れ親しんだ暗闇が広がった。
見えはしない、が、男はそこに招かれざる客の存在を感じ取ると、言い放った――
「お目当てのものなら、ここにはもう無いぜ?」
■
昨日、↑に似ているようで全然似てなくて、しかも全然かっこよくない現象が起きた。
朝、俺が起きると、昨日も確かに用を足したはずのトイレの鍵が、掛かってるんだ。
俺は二、三秒固まったのち焦りまくった。
引きつった笑みさえ湛え、荒くドアを開け放とうとするが、長年慣れ親しんだ白い便器との対面はかなわない。
見えはしない、が、そこに招かれざる客の存在を感じ取った気がする程動揺した俺は、言い放った――
「お目当てのものは、俺のうんこか何かですか……?」
いや最後の行は嘘だけどあとは本当。
一人暮らしをしているアパートの、
内側からしかかけられないはずのトイレの鍵が、
中に誰も入っていないはずのトイレの鍵が、
かかってたんだよ!
鍵というものに割りと無頓着な俺は玄関の鍵を開けたまま寝ちゃうとかザラにあるんだけど、その日も玄関の鍵は開けっ放しだった。
つまり、実際誰かが忍びこんで現在進行形で排便行為に勤しんでる可能性も、なきにしもなかった。
眠気が吹き飛んだ俺は槍よろしくクイックルワイパーを左手にかまえ、冷静に考えてみた。


これは事態が解決したあとに撮影した、トイレの鍵の写真である。
上は内側、下は外側。
外側は鍵の開閉状態を色で示すのみだ。
その時、確かに鍵は赤色で、掛かっていた。
でも、まあ、実際外側からの開閉もできるようになっている。
硬貨を持ってきても良かったが、「-」部分にドライバーよろしく爪をあてがってちょっと頑張ってみると、
開いた。
そして中に、招かれざる変態は、いなかった。
解☆決
いやしてない。確かに、頑張れば外側からでも鍵の開閉ができる。
が、待て。
俺は昨晩こんな面倒な事をしてトイレの鍵をかけてから床に就いた記憶なんて、ないのだ。
じゃあいったい、なんで鍵が掛かっていたのだろう? 偶然?
・・・。
今日、帰宅後、俺は玄関の鍵をしっかり施錠した。
ゆきやばい
俺は、雪が嫌いだ――。
↑こんな風に書き出すとさぞ大層な、「理由」と書いて「ワケ」と読んじゃうような、白い雪が鮮血で染まった過去とか、そんな何かがありそうな。
でも実際は要約の必要もなく最初っからただ一言、
鬱陶しいから
に他ならない!

何事にも適度とか適量とか、そういうものがある。
食べ過ぎれば太る、
薬も飲み過ぎれば毒、
胸だって大きすぎれば奇乳とか言われて、空き缶をペシャンコにするくらいにしか使えねえんだよ!
こんなに雪が降ったら家がペシャンコになるんだよ!!
日本有数の豪雪地帯、新潟。
その中でもけっこう降る方な実家では、冬になるとこうなる↓

玄関先の階段が逆転するのだ。
ポルナレフ気分。
雪なんてのは、子供たちが雪合戦や雪だるまを楽しめるレベル、ウィンタースポーツが楽しめるレベルでいいのだ。
家が潰れそうになってマジヤバイから雪をどかそうとしたら屋根から落ちてご臨終レベルとか、オカシイよ。
こんなとこに住もうだなんてオカシイよ。俺の親とかも皆、オカシイよ。
雪かきとか本当に不毛な作業。
どかしてもどかしても降る雪、奪われる時間、体力。道具だってタダじゃない。
なんの罰ゲームなんだこれは!?(迫真)
ああ、雪じゃなくて、有希が・・・

長門有希が降ってくればいいのに・・・。
さっき何事にも適度が云々とか言ったけど長門はいくらでも降ってきていいわ。
あと金。金もいくらあってもいいだろハハハハハ
ほらね、雪っていうのはこんな風に人間を歪めてしまうんだよ。
勘弁して欲しいものです。



